関節は鉄の扉と同じで、動かさなければサビついて動きが悪くなる。

この状態で無理に力を加えれば蝶番がこわれてしまう。

しかし、油をそそぎながら少しずつ動かしやすい方向に

動かしてあげると動きにくい方もスムーズに

動くようになる。

これを操体と呼び、現場で学ぶこと多し。

「子どもたちの快医学」 松本で開催します。

読み、書き、そろばん、そしてからだの手当て

からだを温めるって、こんなに気持ちよいことなどを

親子で体験してください。

日時:2月23日(水・祝日) 午後1時〜3時
ところ:まつもと子ども留学基金 四賀寮
参加費:親子で300円
予約制ですので、参加希望の方はご連絡ください。

主催:NPO法人まつもと子ども留学基金
問合せ:電話:080‐4716‐2011(中野)
メール:matsumoto.relief@gmail.com

http://www.kodomoryugaku-matsumoto.net

手当ての茶の間は毎月開催しています。
こちらもお気軽にお越しください。

鍼灸の指南書「霊枢」という古典の中に、

くしゃみはなぜでるのか、という問いに、

身体の陽気が不足し、寒気が侵入すると

この寒気を追い出そうとしてくしゃみする。

ただし、陽気が満ちてこないとくしゃみはでないとある。

くしゃみはからだが冷えた時に出て、

その後からだは温まる。

他にホコリや異物の排出という役割もあるが、

「誰かが噂している」ことではないらしい。

東洋医学による五臓診断法によると、心が弱っている人は、

苦い味を求めやすく、苦い味は心を栄養するという。つまりは

食物の味はそれだけで重要な「薬」になる。

診断法というと専門的になるが、簡単な食療法として

苦味を利用することは生活の知恵である。

子どものころ、苦味はあまりと得意でなかったのではないか?

残念ながら普段口にしている野菜、果物は品種改良によって苦味は

取り除かれる傾向にあり代わりに糖分の多い品種に変わっている。

大寒が過ぎてもう少しで春の野草の季節、からだは自然に

ふきのとう、タンポポの葉など苦い味を求めくる。

もともと小さな害虫を寄せ付けないためにつくられ

た植物性の苦い物質には、人の健康に役立つ働きがある。

今時の日本人は1日の90%を屋内、車、電車の中で過ごしているという。

概日リズムとはいわゆる体内時計である。概日リズムは睡眠や摂食のパターンを

決定する点において重要であるが、現代においてこのリズムを維持することが

大変難しくなっている。

毎朝太陽の光を充分に浴びよう、とずいぶん簡単に言ってしまうが、

かくいう自分も先週末から3日間計10時間の深夜の車の運転で時差ボケ状態、

しかし、帰宅後は愛犬のおかげで毎朝散歩に出かけ朝日を浴びてリセット。

ただ、年を重ねてくると乱れた概日リズムの修復が

遅くなっていることは確かである。

< 2022年01>
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プロフィール
橋本俊彦
橋本俊彦
1956年 福島県生まれ
1992年 東京医療福祉専門学校 鍼灸・あんまマッサージ指圧科卒業 鍼灸学校在学時、瓜生良介先生に出会う。1994年 福島県郡山市に快医学健康・鍼灸治療室開設。斎藤巳乗先生にオステオパシー誇張法を学ぶ。現在、快医学30時間講座を各地で開催。 2015年 治療室を長野県松本市に移転。
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