効率よく水分を補給するように〜

最近手に取った登山の本に

水分の取り方が紹介されている。

登山中、一般的にバテたといわれている

疲労症状や食欲減退、頭痛などの体調不良は

脱水の影響を受けていることが多いという。

汗を掻いたら水分だけではなく、

塩分などのミネラルの補給が欠かせない、

そのためにスポーツドリンクの補給が

最適と書いてあるが、

はたしてそうだろうか?と疑問が湧いてくる。

実は夏場の砂浴合宿、

お世話役は炎天下の中で

大量の汗を掻きながらひたすら

砂を掘っては埋める作業の合間に

水分補給は水以外に飲む点滴と

言われる甘酒を飲むこともあった。

たっぷり汗を掻いた重労働後の甘みは

格別美味しく感じたものだが、

しばらくすると眠気と身体にだるさを感じる。

ところが水と塩だけにしているとだるさを感じない。

今にして気がついたことは、糖分の摂り過ぎだったのだ。

糖分は栄養素の中で1番始めに

エネルギーとして選択され、

体内への吸収が早いが代謝の過程で乳酸が増える。

糖質を含んだ水分を摂り続けると

乳酸が体内にあふれて脱水の症状を

引き起こす可能性が高いので、

脱水の予防には糖質を含まない

ミネラルたっぷりの水分がよい。

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プロフィール
橋本俊彦
橋本俊彦
1956年 福島県生まれ
1992年 東京医療福祉専門学校 鍼灸・あんまマッサージ指圧科卒業 鍼灸学校在学時、瓜生良介先生に出会う。1994年 福島県郡山市に快医学健康・鍼灸治療室開設。斎藤巳乗先生にオステオパシー誇張法を学ぶ。現在、快医学30時間講座を各地で開催。 2015年 治療室を長野県松本市に移転。
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