睡眠中、脳脊髄液が脳内に滲み出して

有毒な老廃物を押し流してくれる。

老廃物の一つは、アルツハイマーの発症に関与している

異常なタンパク質である。

十分な睡眠によって

脳内リンパ系による脳の配管システムが活性化され、

これらの老廃物が脳に蓄積されるのを

防いでいることがわかっている。

睡眠不足はこのタンパク質濃度を高め、

一晩の睡眠不足でも30%以上も濃度が高くなる。

頭蓋仙骨の手当ては、

十分な睡眠の確保と脳内の老廃物を速やかに排泄してくれます。


朝は菓子パン、昼はカップラーメン、

夕食に少しだけのタンパク質と白米

下半身の浮腫がひどい中年の女性からの相談だったが、

これではかなりの栄養不足に陥っている。

ジャンク糖質を制限することは身体の炎症を

抑える上でとても重要だが、まずは未精白の穀物に変えて、

同時にタンパクを意識する食事にする。

具体的に毎食卵を一つ増やしてみること。

それに慣れてきたら魚を加えた食事に移行する。

ご飯やパンや麺類でお腹を膨らませるのではなく、

魚や卵と少量の野菜、未精白穀物でお腹を満たす工夫が必要である。

この方の食生活がいまの日本の一般的な有り様になっているのではないか、

と心配になる。


ふくしま・快ラボ開催します。

年明けに福島でふくしま快ラボ・実行委員会を立ち上げ、
今年6月開催に向けて準備を進めています。

とても好評だった昨年秋の信州・快ラボ、
福島でも県内外からぜひ多くの方々に
来場していただきたいと思っています。

今回は須賀川市のレストラン銀河のほとりの
スペース、敷地を貸切って行います。

 ・と き 2023年6月24(土)午後〜25(日)
 ・ところ 銀河のほとり・福島県須賀川市]

快医学体験コーナー、 快ラボならではの病気自慢、症例検討会。
快マルシェ では飲食店・物販店舗ブース

そして夏休み前の保養相談会、ミニシアターでは関久雄監督作品『かくれキニシタン』など数本の映画を上映予定。

3月末までに詳細案内しますので、カレンダーチェックお願いします。

60代の皮膚が合成するビタミンDをつくる能力は、

10代の皮膚が合成する量の半分しかないそうで、

さらにビタミンDを活性化する腎臓の働きは衰えている。

ということは、年齢を重ねるにつれ、

陽を浴びる必要が増してくる。

陽を浴びることは、

ガンや感染症の予防にとても重要である。

松本ではこのところ、最低気温がマイナスの日が続くが、

日中は気温が上がり穏やかな晴天が続き、

十分陽にあたることができる。ありがたい。

梅雨や季節の変わり目などで免疫力が
低下しやすくなる時期に
注意したい病気の1つに、
帯状疱疹(たいじょうほうしん)がある。

帯状疱疹とは、水ぼうそうを起こすウイルスと同じ
水痘・帯状疱疹ウイルスが原因で起こる、痛みを
ともなう皮膚湿疹のこと。

はじめて水痘・帯状疱疹ウイルスに感染したときは、
水ぼうそうとして発症するが、
ウイルスは、水ぼうそうが治った後も
体の神経節(神経の細胞が集まった部分)に潜み、
健康で免疫力が強い間は活動が抑えられる。

しかし、加齢やストレス、過労、病気などによって
ウイルスに対する免疫力の低下時に
再び活動を始め、神経を伝わり
皮膚に到達し帯状疱疹として発症する。

神経節から出て活動を再開し、
皮膚に帯状の水疱(水ぶくれ)をつくる。
この帯状に広がる症状から帯状疱疹といわれている。


帯状疱疹は、初め、チクチクとしたむず痒さ、
痛痒い感覚を覚え、その後水疱が塊となって
帯状にあらわれる。

一番多いのは背中から脇腹、
そして腰とお尻から坐骨神経、
首から顔や頭にあらわれる。
皮膚と神経の両方でウイルスが増殖して
炎症が起こるため、強い痛みを感じることが多く、
夜も眠れないほど悩まされることもある。

最新の研究では、このウイルスは宿主の免疫力が落ちてくると、
この宿主のところではウイルスが自身の生存が危ういことを
察知し他の生物へ逃げるために人体の体表面に出てくるらしく、
この一連のウイルスの行動が
帯状疱疹であることが分かってきている。

この症状の対応の1つは、アイロン手当てが有効。
症状がとても楽になることは多くの方が経験されている。
適度な温熱でからだを気持ち良く温めて
宿主の免疫力を高めれば、ウイルスは体表から引っ込み、
安心して元の鞘に引っ込んでくれることも十分考えられ、
温熱で症状が安定することも理解できる。

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プロフィール
橋本俊彦
橋本俊彦
1956年 福島県生まれ
1992年 東京医療福祉専門学校 鍼灸・あんまマッサージ指圧科卒業 鍼灸学校在学時、瓜生良介先生に出会う。1994年 福島県郡山市に快医学健康・鍼灸治療室開設。斎藤巳乗先生にオステオパシー誇張法を学ぶ。現在、快医学30時間講座を各地で開催。 2015年 治療室を長野県松本市に移転。
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