オステオパシー誇張法

オステオパシー誇張法との出会い

福島県郡山市に開業して間もない頃、追突事故が原因のむち打ち症でお世話になったことが、オステオパシー誇張法の齊藤巳乗先生(1926年~2012年)との出会だった。

先生の治療室は我が家から車で10分足らずのところにあり、この事故がきっかけでお世話になって以降、10数年間講習会や治療院見学などを通して、オステオパシー誇張法を学ぶ機会を得ていた。
先生は80才後半まで現役の治療家として臨床現場に立たれ、誇張法の穏やかな無理のない施術は多くの治療家に引き継がれ、私にとってとても恵まれた環境だったと思う。

齋藤先生の誇張法はイギリスの頭蓋オステオパシーの大家、デニス・ブルックスに触発されたといわれ、いわゆる間接法である。歪んでる関節を優しく誇張(さらに歪ませる)することで、からだが自然に戻ろうとする力を応用するものである。

海外でも同様の理論、技法は存在するがその理論は操体法と共通点が多々ある。いわゆる頭蓋の5gタッチを全身に応用し、操体の気持ちよく動かすことを見事にくみわせたものである。

現場で試行錯誤をつづけ、誇張法と操体法を組み合わせることによって、小児から介護まで年齢問わずさまざまな疾患に応用でき、より使いやすく効果が出る技法になっているので、誇張法を家庭医学として使えるように快医学講座の中でも紹介している。

この数年間、誇張法のみでの単独講座はないけれど、久しぶりで広島で開催される快医学ネットワークの総会後に誇張法ワークショップをやることになっている。


◎松本・快医学20時間総合講座(ベーシック)
5月20日(土)〜22日(月)
会場:シェアスペース・五常(松本市四賀)
受講料:40,000円 (宿泊可、費用別途)
お問合せ:090-3757-1998(橋本)

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プロフィール
橋本俊彦
橋本俊彦
1956年 福島県生まれ
1992年 東京医療福祉専門学校 鍼灸・あんまマッサージ指圧科卒業 鍼灸学校在学時、瓜生良介先生に出会う。1994年 福島県郡山市に快医学健康・鍼灸治療室開設。斎藤巳乗先生にオステオパシー誇張法を学ぶ。現在、快医学30時間講座を各地で開催。 2015年 治療室を長野県松本市に移転。
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