楽健法講座が終了

まつもと子ども留学基金主催養生講座、

楽健法講座が終了。

はじめてのリトリート講座、本当に素晴らしいリトリートになった。

参加者それぞれが踏んで踏まれる関係のなかで、お互いさま、踏まれること、踏むことへの感謝の気持ちなどが表出し、和やかな空気に包まれた3日間だった。講師の池田麻矢さんに感謝です。
からだは軽くなったし、気持ちがスッキリしたという
感想を多くいただいている。

個人的な感想として、不思議なことに、講座の中日から踏まれたら踏んであげるという交換の世界ではなく、見返りをもとめずに踏んであげるという世界が存在するのではないのか。

哲学者の近内悠太氏の言葉を思い出した。

「贈与」とは見返りを求めずに与えることで、「交換」の対極にあるものだが、両者の違いは、贈与が与えられた人に「もらってしまった」という感覚を残すのに対し、互いに等価なものをやりとりする交換は、そこで関係性が終わってしまう。現代は人々を物質的に満たすようになった一方で、その快適さが飽和状態に陥っているため、関係性を作り出すことで人びとに「生きた心地」を与える贈与が今、求められているのだという。

楽健法を体験してその意味の一端が理解できたかもしれない。
来年もやります。

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プロフィール
橋本俊彦
橋本俊彦
1956年 福島県生まれ
1992年 東京医療福祉専門学校 鍼灸・あんまマッサージ指圧科卒業 鍼灸学校在学時、瓜生良介先生に出会う。1994年 福島県郡山市に快医学健康・鍼灸治療室開設。斎藤巳乗先生にオステオパシー誇張法を学ぶ。現在、快医学30時間講座を各地で開催。 2015年 治療室を長野県松本市に移転。
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